記事

  • facebook
  • twitter
  • youtube

IFTTT(イフト)の使い方を解説!おすすめのサービス連携アプレット(レシピ)もご紹介

【2018.11.9更新】
現代では、ビジネスやプライベートにおいて、多くのWebサービスが活用されています。
しかし、利用サービスが増えることで作業の手間も増えてしまい、「無駄な作業を減らして、もっと効率を上げたい」 「決まった手順については自動化して楽をしたい」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、そんな方におすすめの便利ツール「IFTTT(イフト)」についてご紹介します。こちらを導入することで、Web作業のスムーズ化が期待できます。ぜひご一読ください。

1:IFTTTとは何か?できることを紹介します

「IFTTT(イフト)」とは、一言でいえば「複数のWebサービスを連携できるツール」です。海外では非常に有名で、外部連携サービスの代表的な存在といえます。

何ができるかというと、FacebookやInstagramなどのSNS、GmailやDropbox、Evernoteなどのサービス同士をつなげて、「こちらのサービスで◯◯をしたら、自動的にあちらのサービスで××をする」というアクションを起こせます。

例えば、IFTTTを使うことによって、「Instagramでハッシュタグ「#fb」を付けたものだけを、自動的にFacebookページに投稿する」といったことが可能です。

IFTTTという名称は「IF This Then That」の頭文字をとったものです。日本語に訳すと、「もしコレをやったら、アレをする」という意味です。わかりやすいですね。

IFTTTが連携できるサービスは約400種類。日本で利用できないものもありますが、国内でよく知られているサービスについては、ほぼ連携できると考えてよいでしょう。

1:IFTTTを使うメリットは「作業効率の向上」

IFTTTを使うことで、パソコンやスマートフォンでの作業効率がアップします。

一口にWebサービスといっても、その数は非常に多いです。
この記事をお読みの方の中にも、

・FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSアカウントを同時に運用
・連絡手段としてGmailやSMS、Slackを使う
・仕事でEvernoteやGoogleドキュメントを用いる
・スマホの画像をDropboxやGoogle Driveにバックアップする
・Youtubeで動画を視聴する
・位置情報サービスを使って天気予報をチェックする

など、ここでは書ききれないほどのサービスを使っている方も多いことでしょう。

しかし、これだけ多くのWebサービスを、ひとつひとつ操作しなければならないとすると、それなりの手間と時間が発生します。
例えば、セミナーの告知をするにあたって、いちいち同じ内容をTwitter、Facebook、Slackなどにコピペするのは面倒と感じる方もいらっしゃるでしょう。

IFTTTでサービス同士を連携させれば、Facebookで投稿した内容を自動的にTwitterにも投稿する、といったことができるわけです。

2:2011年からの大御所サービス。GoogleやAmazonとの連携が話題に

IFTTTは2011年に提供が始まったサービスです。最近では、Webサービスだけではなく、Google Home(Google Assistant)やAmazon Echo(Amazon Alexa)などにも対応したことで話題になっています。

身近なところでは、ルンバなどお掃除ロボットにも対応しており、Twitter経由で掃除をさせることもできます。このように、IFTTTを使えば、仕事や生活の利便性アップが期待できるといえます。

3:パソコン、スマホのどちらでも利用可能

IFTTTは、パソコンからでもスマホのアプリからでも利用できます。
スマホのカメラで撮った写真をDropboxにバックアップしたり、パソコンでFacebookページを更新すると同時にSlackにも投稿したりするなど、使い方は無限大です。

4:セキュリティ面で不安な方は、少しずつ試すのがおすすめ

外部サービスを連携するには、各サービスのアカウント情報を登録する必要があります。
プライバシーポリシーが全て英語のため、利用に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、IFTTTについては、GoogleやAmazonなどもヘルプページで連携について言及していることから、信頼できるツールだと考えられます。
心配な方は、一気に大量のサービスを連携せずに、少しずつ試してみることをおすすめします。

2:IFTTTのアカウント登録方法。メールやGoogle、FBアカウントでもOK

IFTTTに登録する際は、メールアドレスで登録するほか、GoogleアカウントやFBアカウントを利用することもできます。

1:IFTTTのアカウント登録は簡単な4ステップ!

IFTTTの登録ページは英語のみです。しかし、ご安心ください。登録の基本的な流れは、一般的なWebサービスと似ていますし、サービスのアイコンも表示されるため、英語がわからない方でも操作できます。

こちらでは、パソコン上での登録の仕方を解説します。

① メールで登録する場合は、メールアドレスとパスワード設定をすることでログイン可能。他アカウントを使う場合は、そのままログイン。
② よく使うサービスを3つ選ぶ。アイコンを押せばOK。
③ 「Continue(次のページ)」を押す。
④ チュートリアルが現れる。右上の「×」を押せばメインページへ移動。

以上で、登録は完了です。

3:IFTTTの使い方は、手順に従って認証するだけ!

IFTTTの使い方は簡単なので、英語に自信がない方でも大丈夫です。
具体的な使い方を詳しく見ていきましょう。

1:先に3つのキーワードを押さえよう

IFTTTを使うにあたって、覚えておくべき3つのキーワードがあります。
それが、「トリガー」「アクション」「アプレット(レシピ)」です。

・トリガー:ユーザーが自分で行う操作。いわば「命令」
・アクション:IFTTTがトリガーを受けて自動で行う操作
・アプレット(レシピ):トリガーからアクションまでの一連の流れ。旧名称は「レシピ」

IFTTTの操作において必ず出てきますので、ここで押さえましょう。

2:自分でアプレット(レシピ)を作る方法

自分で新規のアプレット(レシピ)を作る手順を解説します。

① 右上にアカウント名が表示されている部分を押すと、メニューが開く。
② 「New Applet(新しいアプレット)を押す。
③ トリガー選択のステップ。「if +this then that」という表示が現れるので、「+this」を押す。
④ Twitterなど連携サービスの候補が現れるので、好きなものを選んで押す。
⑤ 「Connect(連携)」を押す。
⑥ サービスの連携認証ページや、トリガーとなる行動の候補が表示される。認証や選択を行い、「Create trigger(トリガー作成)」を押す。
⑦ アクション選択のステップ。「+that」を押し、「+this」と同じ操作をする。
⑧ 「Create acction(アクション作成)」を押す。
⑨ 「もし◯◯をしたら、××をする」の確認画面が表示されるので、内容をチェック。
⑩ 問題なければ「Finish(終了)」を押す。

以上の手順で、アプレット(レシピ)を作成できます。
注意点として、トリガーとアクションを決める際、サービスによって選択できるものとできないものがあります。

3:自分で考えるのは大変。おすすめのアプレット(レシピ)はある?

メインページには「Recommended for you(あなたへのおすすめ)」のアプレット(レシピ)が表示されます。人気度もわかりますので、ここから好みのものを選ぶことが可能です。

なお、人気があるアプレット(レシピ)の例としては

・Twitterで特定のハッシュタグを付けたツイートを、Facebookページに自動投稿する
・Facebookに写真を投稿したとき、Twitterのプロフィール画像を自動更新する
・Instagramで特定のハッシュタグを付けた投稿だけを、自動的にDropboxに保存する
・明日の天気を毎日メッセージで自動通知する
・YouTubeの動画をGoogle Driveに自動保存する

などがあります。

 

4:アプレット(レシピ)の内容変更や削除方法

アプレット(レシピ)内容の変更や削除をしたい場合は、画面左上の「My Applets」から操作できます。変更の場合は歯車のアイコンを、削除する場合は「Delete」を押してください。

4:まとめ

IFTTTでWebサービス同士を連携し、自動化することで、作業をどんどん効率化できます。
しかし、説明がすべて英語であるなど、運用にハードルを感じる方もいらっしゃるでしょう。

ハイウェルでは、Webサービスの運用について専門家による支援サービスを行なっています。特に、FacebookなどSNSによるプロモーションが強みですので、クライアント様に最適な連携をアドバイス・サポートさせていただきます。

このブログでは、Webサービスに関する便利な情報を配信しております。何かお困りのことがございましたら、下記フォームよりお問い合わせください。

■IFTTT
https://ifttt.com/discover

<制作・プロモーションのご依頼、ご相談はこちら>

よく読まれる記事

2018.10.05