クリエイティブディレクターの松江です。FBページの立ち上げから運用までの一連プロモーションの中で、「Facebookをこれからの起点として、ブランディングを固めていきたい」といったご相談をいただくことがあるのですが、その際の事前確認点としまして以下のような内容がございます。

まず、クライアント様の間で、Facebookページを通して訴求したい商品や、サービスに対するコミュニティマネジメントが確立されているのか？ということです。

コミュニティマネジメントとは、商品やサービスに対するペルソナ設定はもちろんのこと、潜在顧客を獲得するためにオンラインコミュニティ外で自社ブランドを啓蒙する作業を既に行っているのか？ということです。

コミュニティマネジメントが既にできている商品やサービスであれば、あとはソーシャルメディアを使って独自にマネジメントを行い、ブランディングを強化、発展させていく作業、つまり、ソーシャルメディアマネジメントを行っていくことになるのですが、前者が全くなされていないとなりますと、そもそも、参考となるデータや、材料が無い状態でFBページを立ち上げ運用していくことになりますので、トライエラーで行っていく感覚が強く、自信をもって、お客様の求める効果を生み出すお約束はしずらくなるのです。

なぜかと申しますと、
「そもそもソーシャルメディアの中でもFacebookが有効的なのかが分からない」からなのです。

もしかしたらFBではない他のソーシャルメディアの方が合っているかもしれませんので、しっかりとしたコミュニティマネジメントがなされていない状態でFBをHP替わりにして大幅に集客アップしたい！というのは危険です。

その場合、分散型メディアのようにあらゆるソーシャルメディアを同時に運用して効果を見比べ、チューニングしていく方法か、いきなりFBを年間運用してみるのではなく、スポットでFacebook広告を配信して反応を見てみるなど、テストデータをためてから運用していくのがいいかと思います。

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