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Instagramキャンペーンの5つの成功事例と押さえておきたい8つのポイント

Instagramキャンペーンは、マーケティングやブランディングに役立つとして、多くの企業が実施しています。「キャンペーンを開催したい」とお考えの方も多いことでしょう。
この記事では、Instagramキャンペーンを実施する上で参考になる成功事例や、押さえておきたいポイントについて解説します。

1:Instagramでキャンペーンを実施するメリット

Instagramキャンペーンには多くのメリットがあります。
企業側とユーザー側に分けて確認しましょう。

1:企業側のメリット

・女性や若者など、Instagramを利用している層に効果的にアプローチできる
Instagramを利用しているユーザー層は20〜40代が多く、男性より女性が多いといわれています。このユーザー層をターゲットにする場合、Instagramキャンペーンは効果的です。

・UGCを集めることができる
「UGC」とは、「User Generated Contents」の略で、「ユーザーが生成したコンテンツ」と訳されます。一言でいえば、ユーザーによって作られた画像や動画のことです。
客観的な評価を集められるほか、自社でコンテンツを作るコストも抑えられます。

・企業の認知度が上がり、存在をアピールできる
キャンペーンに多くのユーザーが参加すれば、それだけ企業の認知度がアップします。ハッシュタグに企業名を入れたり、商品の写真を投稿してもらったりすることで、存在を広くアピールできます。

・ファンの獲得で売上アップにつながる
キャンペーンをきっかけに、ユーザーが企業やブランドのファンになってくれる可能性があります。Instagramに新たに導入されたショッピング機能(Shop Now)などとうまく組み合わせれば、売上アップも期待できるでしょう。

【Instagram運用担当の企業様向け】アカウント運用代行サービスについて

【関連記事】Instagramのブランディングで成功するための7つの秘訣

2:ユーザー側のメリット

・ハッシュタグをつけて投稿するだけなので簡単
かつては応募ハガキを送ったり、メールに必要事項を書いて送信したりと、キャンペーン参加には手間がかかりました。しかし、Instagramならハッシュタグをつけて投稿するだけで、簡単に参加できます。

・自分の存在をアピールできる
Instagramは、自分の画像や動画を他者に見てもらうSNSです。キャンペーンに参加すれば、企業や他の参加者に投稿を見てもらいやすくなります。ユーザーにとっては、自分の存在をアピールできる絶好の機会といえるでしょう。

2:5つのInstagramキャンペーン成功事例

ここでは、Instagramキャンペーンの成功事例をタイプ別に紹介します。

1:プレゼント型Instagramキャンペーン:丸の内イルミネーション実行委員会

・丸の内クリスマスインスタグラムキャンペーン

プレゼント型は取り組みやすく、他のキャンペーンと組み合わせるのも簡単です。

丸の内のキャンペーンは、ニコライ・バーグマン氏によるクリスマス装飾を撮影し、ハッシュタグ「#丸の内クリスマス」をつけてInstagramに投稿するものです。
投稿画面を提示すればクーポンがもらえます。写真の投稿数を増やしやすく、集客にもつながるキャンペーンです。

参考:https://www.atpress.ne.jp/news/140777

 

2:O2O型Instagramキャンペーン:H.I.S.

・100個割
参考:https://www.his-j.com/gakusei/100wari/index_tyo.html

O2Oとは、Online(オンライン) to Offline(オフライン)の略であり、ネットでの施策を実店舗での行動につなげる手法です。

こちらは学生向けのキャンペーンで、ハッシュタグ「#100個割」をつけて投稿すると旅行ツアーが割引になります。テーマ別に難易度が設けられており、ユーザーは楽しみながら投稿できます。

3:クロスメディア型Instagramキャンペーン

・今をもっと、好きになる。「カルピスウォーター」フォトコンテストwith SNOW:アサヒ飲料株式会社
参考:https://www.asahiinryo.co.jp/company/newsrelease/2017/pick_0810.html

クロスメディアとは、複数のメディアを使う広告手法です。

こちらは、カルピスウォーターと撮影した写真を、ハッシュタグ「#今をもっと好きになる」をつけて投稿するものです。最優秀賞ではモデル体験ができるなど、写真とキャンペーンをうまく掛け合わせています。
また、Instagramのほか、TwitterやLINEを活用することで、幅広く参加者を集められます。

4:タグ付機能型Instagramキャンペーン:SCジョンソン

Instagramは、画像をタップすると、タグ付けされたアカウント名が表示されます。

虫除けスプレーの「スキンガード」を販売するSCジョンソンは、この機能を利用したキャンペーンを実施しました。スキンガードを使っていない人物の写真に、蚊に見立てたアカウント名をタグ付けし、蚊が群がっているように見せたのです。
「#パリピになるほど #狙われる」というハッシュタグは話題になりました。

参考:https://www.instagram.com/_party.animals/?hl=ja

5:リポスト型Instagramキャンペーン:シルバニアファミリー(株式会社エポック社)

・ハッピーバレンタインキャンペーン
参考:https://www.sylvanianfamilies.com/ja-jp/special/cpn/valentine2017_prize/

リポストとは再投稿のことです。

シルバニアファミリーのキャンペーンは、テーマに沿った写真をユーザーが投稿し、公式アカウントがそれをリポストします。ユーザーは、自分の写真を公式に紹介してもらうことがインセンティブとなります。

3:Instagramキャンペーンで押さえておきたい8つのポイント

こちらでは、実際にキャンペーンを行う上で押さえておきたいポイントを紹介します。

1:目的に沿ったキャンペーン型を決める

キャンペーンの目的はさまざまなものが考えられます。
・露出度を高めたい
・売上につなげたい
・何かを集めたい
など、何を目指すのかによって、適切なキャンペーン型が決まります。

2:キャンペーン用の適切なハッシュタグを作成する

キャンペーンのハッシュタグを作成する際は、その企業やブランドだとすぐにわかるものにしましょう。企業名やブランド名、商品名などを入れることで、ユーザーの認知度も高まります。

3:誰でも、いつでも撮影できるテーマにする

多くのユーザーに参加してもらうためには、撮影する人や、時間に縛られないテーマを設定しましょう。場所については、そもそものキャンペーン目的が施設の宣伝であることも多いので、この限りではありません。

4:撮影したくなる素材を設定する

Instagramは、写真投稿がメインのSNSです。撮影対象に魅力がなければ、そもそも投稿すらしてもらえない可能性があります。写真映えする素材を設定しましょう。

5:適切なキャンペーン期間を設定する

キャンペーン期間は、短すぎれば参加者が集まりにくいですし、長すぎれば盛り上がりに欠けます。1ヶ月から3ヶ月程度を目安にすると良いでしょう。

6:ターゲット層にとって魅力的な賞品を設定する

参加したいと思わせるため、賞品はターゲット層にとって魅力を感じられるものにしましょう。ファンが多い自社製品や、キャンペーンに関連した物やサービスの提供などが考えられます。

7:web上や実店舗ですぐに「報奨」を手に入れられるようにする

より参加意欲を促進するためには、キャンペーン報酬がすぐに手に入るようにするのも良いアイデアです。
たとえば、
・ポイントを付与する
・割引を受けられる
・クーポンがもらえる
などがあります。

8:幅広い世代にアプローチしたいときは、複数のメディアを活用する

Instagramは若い世代や女性に人気のSNSです。より幅広い世代にアプローチしたいときは、TwitterやFacebookなどの他SNS、LINEやブログなど、複数のメディアを活用しましょう。

4:まとめ

Instagramキャンペーンはメリットが多く、効果的な施策です。しかし、実際に実施を検討する中で、多くの課題が出てくる場合もあるでしょう。
ハイウェルでは、SNSの利活用に関する支援のほか、Instagramキャンペーン企画も承っております。ご不明な点や運用にお困りの点などがありましたら、お気軽にハイウェルまでご相談ください。

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2018.10.05