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Instagramの企業アカウントを運用する際に大切な4つのポイント

Instagramで企業アカウントを開設したら、すぐにも投稿を始めたいと思われるかもしれません。
しかし、その前にしっかりと押さえておくべきポイントがあります。
それは、「ペルソナ」「KPI」「ブランドコンセプト」「運用ルール」の4つです。
これらを適切に設定しておかないと、いざ運用を始めても、期待したような効果が得られない可能性があります。
そこで今回は、押さえるべきそれぞれのポイントについて解説します。参考にしていただき、ぜひ効果的なアカウント運用に役立ててくださいね。

ポイント①:ユーザーのペルソナを設定しよう

ターゲットにしたいユーザー像を考える

マーケティングにおいて重要なのは、「誰に」その商品やサービスを利用してもらいたいのか、そのターゲットを明確にすることです。
Instagramも同じで、運用をする際は、まずターゲットにしたいユーザー像を考えることが必要です。
ここで重要なのは、「10代から20代の女性」や「30代のサラリーマン」といったざっくりしたターゲット設定をするのではなく、
・年齢
・性別
・職業
・趣味、関心
・ライフスタイル
などの詳細な情報を設定した「ペルソナ」を決めることです。

「ペルソナ」とは、自社の商品やサービスを使ってくれる架空のユーザー像のことです。
ペルソナを設定する一番のメリットは、ターゲットがぶれないことです。
ただ「20代女性」とだけいっても、世代や年齢によって浮かぶイメージはさまざま。この女性は学生かもしれないし、OLかもしれないし、主婦かもしれません。
しかし、学生と主婦では当然ニーズが違います。
また、全ての「20代女性」に向けた商品を作ったとしても、大勢の意見を取り入れたためにかえって中途半端になり、結果的に誰のニーズも満たさない商品になってしまう可能性があります。
そこで、1人の明確なユーザー像を設定することにより、関係者内で共通認識を持つことができます。それによってニーズをピンポイントで押さえた商品の開発ができるうえ、効果的なアイディアだけを検討できるので、無駄な作業時間を省くことも可能です。

ペルソナ設定はユーザー像を明白にするために重要!

ペルソナ設定をおこなうことで、商品やサービスの情報を届けるユーザー像が明白になります。
ユーザー像が明白になれば、Instagramで届ける情報の投稿時間や画像の雰囲気がおのずと決まってきます。
たとえば、
・○田○子
・25歳
・女性
・独身
・OL
・電車通勤
・土日は家でゆっくり過ごす
・かわいいものが好き
・ファッションやコスメが好き
というペルソナを設定したとしましょう。
彼女は、通勤電車内やランチタイムにスマートフォンを見ている可能性が高いです。そのため、その時間に合わせてInstagramの投稿をすることにより、効果的に情報を届けられるでしょう。
また、かわいいものが好きなので、ファッションやコスメの写真も「かわいさ」を意識して撮影することで、興味を持ってもらいやすくなると考えられます。

ポイント②:KPIをしっかりと設定しよう

KPIを決めることで成果を定量化できる

「KPI」とは、Key Performance Indicatorの略称で、日本語では「重要業績評価指標」と訳されます。
簡単にいうと、達成すべき目標に向けて成果はあるか、適切なプロセスかどうかなどを数値的に測定できる指標のことです。
これを定めることで、投稿が本当に効果的なのか、改善すべき点はあるかといった評価や分析がしやすくなります。

まずは何を目標にするかを挙げてみる

まずは、達成すべき目標を決めましょう。
たとえば、「自社ブランドの認知度を高める」を目標にすれば、KPIは
・1ヶ月でフォロワー数を○人にする
・3ヶ月でエンゲージメント数を○倍にする
・○○までに自社ブランドに関わるハッシュタグ増加率を○%にする
などが考えられます。
KPIは1つに絞る必要はないので、より適切な効果測定をするためにも、複数の観点で設定することをおすすめします。

KPIで目標達成できているかを振り返ろう!

KPIを設定したら、必ず定期的に達成状況を振り返りましょう。
最低でも、月に1度はチェックし、成果は順調か、改善すべき点はないかなどを検討しましょう。

ポイント③:ブランドコンセプトを設定しよう

世界観をイメージする

Instagramは、画像や動画などの「ビジュアル」に特化したツールであるため、いかにブランドコンセプトに沿った世界観をイメージできるかが重要です。
アカウント画面を開いたとき、目に飛びこんでくる世界観が魅力的だと感じてもらえれば、ユーザーがフォローしてくれる可能性が高くなります。

ブランドコンセプトこそInstagram運用のキー!

ブランドコンセプトとは、会社やビジネスの価値を伝えてくれるメッセージです。
ブランドコンセプトに合ったアカウントにするには、「統一感」を意識しましょう。
画像や動画は、同じ色合いや雰囲気になるよう、加工方法を統一するといいでしょう。また、文章は、担当者によって別人感が出ないよう、言葉づかいや絵文字の有無に気をつけましょう。
統一感を出すことでユーザーに覚えてもらいやすくなり、企業側も伝えたいメッセージを届けやすくなります。

ポイント④:アカウントの運用ルールを設定しよう

「誰でも運用できる」のが運用ルール

誰が運用しても同じように、ブランドコンセプトに沿ってアカウントを運用できるよう、必ずルールを設定しましょう。明確なルールを定めることで、スムーズな運用ができます。
例としては、
・コメントの返信は24時間以内におこなう
・朝8時と夕方18時に投稿する
・コメントの言葉遣いは丁寧語でおこなう
・顔文字や『w』などのネットスラングは使わない
などが考えられます。

運用ルールを設定すればトラブルにも早急に対応可能!

運用ルールを設定しておけば、たとえ担当者が不在でも、すぐにトラブルに対応できます。
投稿できない、画像が表示されないといった不具合から、コメント荒らしや炎上まで、発生した場合を想定して、どのように対応したらいいかをマニュアル化しておきましょう。
また、運用ルールは一度作ったら終わりではなく、新しいトラブルが発生するたびにアップデートを重ねましょう。

まとめ

4つのポイントを押さえてCVを伸ばそう!

今回は、Instagramの企業アカウントを運用する際に大切な4つのポイントについてご紹介しました。これらを踏まえて、CVを伸ばしていきましょう。
しかし、いざ運用を始めてみても、なかなか始めのうちは効果が出なかったり、自社運用では解決が難しい問題が出てきたりするかもしれません。
ハイウェルでは、そんなご担当者様向けに無料相談をおこなっています。
弊社では、InstagramをはじめとしたSNSでのWebプロモーション事業をおこなっており、その実績から数々のノウハウがあります。
「適切なペルソナの設定が思いつかない」「ブランドコンセプトに沿った投稿をしているはずなのに、フォロー数が伸びない」「炎上が不安なので対策が知りたい」など、お悩みに合わせてアドバイスをさせていただきます。ぜひ下記からお気軽にお問い合わせください。
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2018.10.05