INTERVIEW PROFILE

経歴
- 株式会社ハイウェル バックオフィスチーム
自己紹介
石塚:ハイウェルの執行役員、バームクーヘンが大好きな、優しくて、頼れる上司! 下岡:明るい笑顔のムードメーカー!お酒が大好き!


下岡:2016年入社の下岡です。HR事業部で営業事務を行っています。現在、HR事業部は営業13名と、営業事務が3人で編成されています。 石塚:2019年入社、経営管理部の石塚です。入社は2019年です。経営管理部は経理・総務・労務とバックオフィス業務全般を担っています。1年前までは1人でしたが、現在は3名体制です。

ハイウェルに入社するまでの経緯を教えてください。

下岡:もともとはキャラクター雑貨のお店で働いていて、土日休みの仕事がいいなと思って、知り合いに紹介してもらったSESの会社に転職しました。そこでは営業職だったのですが、同業界ということでハイウェルの営業さんと仲良くなって、よく飲みに行くようになったんですよね。 その後、営業職に向いてないなと悩んでいた時に「今、営業事務のポジション空いてるよ」と教えてもらったので、「行く行く!」となって(笑)。 近藤:面接する前に1回会ってるよね? 下岡:そうですね。初めてお会いしたのはハロウィンパーティーだったと思います。近藤さんは猫耳をつけてセーラー服を着てました(笑)。他の社員さんもいろんな格好をしていて、ハッピーな会社だなと思いました。仲の良い様子も伝わってきて、楽しそうだなぁと。 そこで「面接に来なよ!」と声をかけていただき、近藤さんに面接していただきました。


面接ではどんなことをお話されたんですか?

下岡:私、営業として約1年間ちょこっとパソコンを触ったくらいで、Excelなどほぼ使ったことがなかったんですね。でも事務職だとがっつり使うじゃないですか。だから、「馬鹿なんですけど、大丈夫ですか?」って聞いたら、「大丈夫」と言ってくださったので、安心したのを覚えてます。 近藤:馬鹿でもできる仕事、というわけではないですよ(笑)。不安を払拭したくて、そう言いましたね。

石塚さんが入社されるまでの経緯を教えてください。

石塚:私は19歳から働き始めたんですが、最初は飲食店のサービス業でした。少し身体を壊してしまい、その後、27歳の時から本格的に経理を始めました。 前職は税理士事務所に8年ほど在籍していたんですが、年齢的に最後の転職のチャンスだなと思って就職先を探していたら、求人サイトでハイウェルを知って、入社を決めました。

石塚さんがハイウェルに入社を決めた理由は何ですか?

石塚:「求める人材」の欄に書かれている条件、例えば使っている会計ソフトや労務業務の内容など、私ならほぼできるかもと思って。 基本的に中途入社となると、会社の事業内容や社長の意気込みよりも「自分がその会社で何ができるか?」「入社後、どれだけ役に立てるか?」が大事になってくるので、そこで判断しました。


先ほど「1年前まで経営管理部は1人」とおっしゃっていましたが、入社してすぐ1人でオフィス業務全般を担っていたんですか?

石塚:そうですね。前任者と入れ替わる形で入社したので、まずは諸々整理することからスタートしました。近藤さんにも質問攻めしましたよね。「これはどうなってるんですか?」「これもやらないといけないんじゃないですか?」って。 税理士さんにもいろいろ聞きながら、私がやりやすいように業務を整えていきました。かなり自由に進めさせていただきましたね。

普段業務を遂行する中で、意識していることや目標を教えてください。

石塚:経営管理部は会社の中でのサービス業みたいな感じなので、皆さんにあまり圧やストレスを与えずに、管理をするよう心がけています。フランクな経理を目指しています。あとは心地よく過ごせるような環境作りですとか、福利厚生を充実していけたらいいなと思っています。

営業事務は具体的にどのような業務を行っているんですか?

下岡:契約書の内容確認・締結と、見積書や請求書などの作成など、営業メンバーが営業に専念できるよう周辺業務のサポート全般を行っています。営業周りの「何でも屋」、みたいな感じですね。

営業の方とコミュニケーションを取るとき、どのような点を意識していますか?

下岡:営業さんそれぞれ性格がみんな違うので、それに合わせてサポートするようにしています。営業さんがのびのびと仕事ができるように日々心掛けています。 営業さんも「本当にいつもありがとう」と声をかけてくれたり、褒めたりしてくれるので、私ものびのびと仕事ができてます(笑)。


石塚:営業メンバーは本当にみんな個性的ですよね。それぞれ疑問に思う点も、重要だと思う点もちょっとずつ違うので、サポートする方はすごく大変だと思います。 なんでいつもそんなに忙しいのかな? と疑問に思う方もいるかもしれないけど、あれだけ個々に合わせて書類を作るなどしてたら、時間がかかるし当然忙しいだろうな、というのは同じ事務方なのでわかります。だからこそ、皆個々に感謝してるんだなぁと。

2022年にKaizenグループの一員となった際は、通常業務に加え、M&Aに際しての業務も並行して行ったかと思います。どういった点に留意し、推進しましたか?

石塚:最初にM&Aの話を聞いた時、正直私1人でこなすのは無理だろうと思いました。けれど、会社が存続するために近藤さんが判断したことだから、途中で白紙にならないよう一生懸命やるだけでした。 ただ、デューデリジェンス(買収監査)期間中は忙しすぎて、ちょっと記憶が……(笑)。 近藤:客観的に見て、やるべきことのリストが膨大だったのに加え、時間的制約が厳しかったので、相当厳しかったんじゃないかなと。M&A全体でも3ヶ月、デューデリジェンスに関しては1ヶ月も満たない期間だったので。 石塚:補足ありがとうございます(笑)。 近藤:M&A後もKaizenグループのやり方、上場企業の基準に合わせて監査だったり決算を行う必要が出てきたので、引き続き大変な状況は続いているなと思いますね。 石塚:そうですね。一番気にすべきなのは、法令遵守です。今までは「小さい会社だから、そこまで厳密にやらなくていいや」という部分があったんですが、そこをきちっとKaizenグループの基準に揃えていかなければならない。バックオフィスだけでなく、営業メンバーなど全社員がそういった意識を持つ必要があるなと思っています。


基準を揃えるに伴い、営業事務としてどういった業務が発生しましたか?

下岡:契約書の内容変更ですね。今までは請負契約を結んでいたのですが、準委任契約に見直しました。また、過去に締結したお客さまとも最新の内容で改めて締結するよう、再度契約書をまきました。 近藤:今までの契約書に問題があったわけではなく、全てのリスクに対してより適正な形で対応できるよう、現在整備を進めています。

「リスク」というキーワードが出てきましたが、セキュリティや危機管理に関する意識を高めるための取り組みは何かされていますか?

近藤:経営管理主管でコンプライアンス研修を実施したり、Pマークを取得しているので、それに関するテストを行ったりしています。 また、サイバーリスク保険にも入りました。うちが抱えるリスクは、Kaizenグループのリスクにもなるので、今まで以上に危機意識を高く持って対応しています。

今後、経営管理部主管で実施したい取り組みはありますか?

石塚:研修やeラーニングを増やしたいですね。特に若手社員は、営業など自分の業務以外で学びたい分野があればリクエストしてもらって、学べる機会を増やせたらなと思っています。

実際に営業の方と話していて、どういう研修があったらいいと思いますか?

下岡:そうですね。法律まわりの知識が学べるものがあるといいなと思います。契約書の内容は基本的に私たちが読むんですけど、少しでも営業さんが理解してると、よりスムーズに進むので。


ハイウェルのどういうところが「挑戦するほっこり集団」だなと思いますか?

石塚:近藤さんがほっこりしているので、会社の雰囲気もほっこりしますよね。ガチガチのルールはなくて、ふわっとしたルールの中で個性豊かな方たちが挑戦しているのは、「挑戦するほっこり集団」だなと思います。バックオフィスで「挑戦する」ってあまり考えられないので、ある種羨ましさはありますね。 近藤:いやいや、経営管理部も挑戦してるよ。例えば業務改善・業務効率化のために、新しいルールを選んで、それを適用させていくことも挑戦だよね。意識してないかもしれないけど。 石塚:なるほど……。 ありがとうございます(笑)。

どういった方がハイウェルのバックオフィスチームに向いていると思いますか?

石塚:大きい会社ではないので、一つの業務だけでなくあらゆる業務を担当するのに抵抗がない方がいいと思います。「私は経理なので、それ以外のことはやりません」という方よりは、自主的に色々動ける方がいいですね。 あとはみんなフランクなので、引っ込み思案の方だと馴染むのが難しいかなとは思います。


下岡:営業サポートに関しては、細かすぎない方が向いていると思います。 石塚:ふわっとしている感じね。サポートは社内でコミュニケーションを取る機会が多いので、ガチガチに硬い人だと大変だと思います。ハイウェル自体がふわっというか、緩い雰囲気なので。 近藤:そうですね。プロフェッショナル同士でコミュニケーションをとると、角が立つというか、攻撃的になってしまうこともあって。敢えて緩い雰囲気にすることで、比較的穏やかにコミュニケーションが取れるようになっているかなと思います。

最後に、今後の展望を教えてください。

石塚:まずは私がkaizenグループになったことで増えた業務に慣れることと、それを皆に理解してもらいつつ、実行していただくようサポートしていきたいです。 下岡:今後も変わらずに営業さんをもっと楽に、営業にのびのび専念できるようにさせてあげたいですね。 近藤:今日の二人の話を聞いて、うちは営業の人数が一番多いけれども、やっぱりバックオフィス業務を支えている人たちのおかげで会社が成り立っているなと再認識しました。だから他のメンバーたちも、バックオフィス業務について理解を深めてくれたら嬉しいですね。

編集後記

本日はバックオフィスを支えるお二人と、近藤社長にお話をお聞きできればと思います。